日常生活を過ごしていても、鼻水が止まらないというのは落ち着かなく集中力を欠いてしまいます。鼻水が止まらなくなる原因は色々考えられますが、花粉症や風邪などでよくみられる症状です。鼻水が止まらないときの原因や見分け方など幅広く解説していきます。

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花粉症の対策に注射をうつ方法もあります

花粉症に悩む人は増加しているといわれています。
いろいろな花粉症対策があり、マスクやメガネなどを身に着けたり、薬を服用したりしている人も多いです。
花粉症に効果のある注射は、ステロイド注射、アレルゲン注射、ヒスタミン注射の3種類があります。

ステロイド注射は、花粉症で多くみられる鼻づまりや鼻水が止まらないといった鼻の症状、目のかゆみといった花粉症特有の症状を劇的に改善する効果があります。
持続期間は1回うつと数か月続くといわれており、1回の花粉シーズンであればステロイド注射で乗り切れることから、即効性もあるといえます。
費用も1本1000円以下で保険を使えば300円以下でできるといわれています。
ただ、副作用も強めで、免疫が抑制され感染症への抵抗力も落ちやすくなります。
副腎皮質機能低下や皮膚障害、月経異常など、多岐にわたる副作用の可能性もあります。

副作用が少ないのは、アレルゲン注射、ヒスタミン注射です。
アレルゲン注射は、花粉症を完治させることを目的としたものです。
アレルギーの対象となる物質を少量ずつ、何回にも分けて、あえて体に注入することで、免疫力を高めていき、花粉症を治すのです。
費用は、近年保険適用になり、1回500~1000円程度でうつことができます。
ただ、3年にわたって継続的に治療する必要があります。
初期は週1~2回、その後も2週間から1か月に1回の割合でうつことになるので、費用もかさみがちになります。

ヒスタミン注射は、非特異的減感作療法ともいわれており、花粉症だけでなく、アレルギー全体の症状を抑える注射です。
免疫力を高めることでアレルギー反応を抑えるというもので、花粉症を治せるわけではないのですが、数回の注射で効果がみられるという、即効性もある方法といえます。
持続期間が短いため、効果を持続するためには1か月に一度程度の割合でうち続ける必要があります。
費用も安く、1回あたり500~1000円ほどで行えるといわれています。

減感作療法とは一体どんな治療方法?

このように、花粉症対策には注射をうつ方法が3種類あります。
このうち、アレルゲン注射は、減感作療法という治療方法です。
減感作療法とは、患者のアレルゲンをほんの少しずつ体内にいれて徐々に増やしていくことによって、それに対する過敏な反応を減らしていくというものです。
本来、細菌やウイルスなどの外敵が体内に侵入してきた場合、体を守るために働く免疫機能があります。
本来外敵でないアレルゲンが体内に侵入してきたとき、免疫機能が勘違いして起こるのがアレルギー反応なのです。
アレルゲンを少量ずつ体内に注入して体を慣らすことで、免疫機能が外敵だと勘違いしないようにしていくことができるのが、減感作療法です。

花粉症の場合、空気中に飛散している花粉が、鼻や目などの粘膜にある白血球の一種、肥満細胞と結合します。
肥満細胞はアレルギー反応を起こす原因となっている細胞です。
花粉の持つ情報を肥満細胞に伝え、それを肥満細胞がアレルギーを引き起こす化学伝達物質を細胞の外に放ちます。
そして、その放たれた化学物質が粘膜の炎症を起こし、アレルギー症状があらわれます。
ところが減感作療法を続けると、花粉と肥満細胞が結合するのを阻止する抗体が自分の体で生産されるようになります。
この抗体によってアレルギー症状が軽くなるというわけなのです。

花粉症などのアレルギー性鼻炎や気管支ぜんそくなどの病気に対して行われています。
うまくいけば、薬が不要になったり、大幅に減らすことができます。
唯一アレルギー疾患を完治し得る治療法といわれています。

ただ、万人に効果があるというわけではありません。
花粉症に対する効果としての報告によると、およそ80%以上の人が効果を実感しているといわれています。