日常生活を過ごしていても、鼻水が止まらないというのは落ち着かなく集中力を欠いてしまいます。鼻水が止まらなくなる原因は色々考えられますが、花粉症や風邪などでよくみられる症状です。鼻水が止まらないときの原因や見分け方など幅広く解説していきます。

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遺伝的な問題で花粉症の症状が出ない人もいる

花粉症の症状が出るという人は昔よりも増えています。
鼻水や目のかゆみとなどの花粉症の症状が出る理由にはいくつかの要因があり、遺伝も関係しているのです。

アレルギー性鼻炎や花粉症などは半分は遺伝と考えられています。
両親が花粉症などのアレルギー体質の場合は5割、どちらかがアレルギー体質の場合2割から3割遺伝するとされているのです。

花粉症の仕組みを細かく見ると、アレルゲンである花粉が体内に入るとTリンパ球の2型ヘルパーT細胞からIgE抗体が作られます。
再びアレルゲンが体内に侵入するとIgE抗体が反応しアレルギー症状が出るのです。

しかし、遺伝によって花粉症の症状が出ない場合もあります。
Tリンパ球には1型ヘルパーT細胞というものもあり、2型ヘルパーT細胞とバランスをとっています。
バランスがとれているとIgE抗体の作られる量が少ないのです。
1型ヘルパーT細胞と2型ヘルパーT細胞のバランスは腸内細菌も関係していますが、遺伝によって支配もされているため症状が出ない人がいるのです。
ただ、IgE抗体が多いからと言って必ずしもアレルギー症状が重くなるわけではなく、その他の要因も関係しています。

花粉症は遺伝が関係していいるのですが、生活習慣に注意することで症状を抑えることもできます。
両親が花粉症やアレルギー体質と分かっている場合、花粉が飛散する時期は花粉を吸いこまないようにすることが重要です。
花粉症やアレルギー体質は半分が遺伝ですが、もう半分は環境だと言われています。

今は花粉症の症状がなくても、花粉を吸いこむことで体の中では花粉症を発症する準備が進んでいるのです。
感作と言われる状態でIgE抗体が作られ、発症するのに十分な量ができるとアレルギー反応があらわれます。
感作を成立させないためには、吸い込む花粉の量をできるだけ抑え、マスクをしたり家の中に入る前に服に着いた花粉を払い落すことが有効です。
また、免疫力の低下も発症する理由とされています。

花粉症にかかるかは飛散量も関わっている

花粉症にかかる要因には飛散量も関係しています。
アレルゲンとなる花粉が体内に入ると2型ヘルパーT細胞からIgE抗体が作られます。
IgE抗体が作られただけでは花粉症の症状は出ませんが、マスト細胞や白血球にIgE抗体が着くと花粉症にかかる準備ができます。
この状態を感作といい、再び花粉が体内に入るとIgE抗体が反応してアレルギー症状が出るのです。

今までは感作が成立するまではとても長い時間が必要で、数十年かかるとも言われていたのです。
しかし、花粉の飛散量が多くなると感作が成立するまでの期間が短くなり発症しやすくなります。
また、花粉の飛散量が増えることで花粉症の症状も重くなるのです。

花粉の飛散量以外にも花粉症にかかる理由があります。
それは生活習慣です。
花粉症が増えた原因には、食生活が関係してるとも考えられています。
高カロリーで高タンパクな食事や栄養バランスがとれていない食事、インスタント食品やお菓子ばかりを食べるなどの変化です。
また、ストレスによって自律神経のバランスが崩れることも指摘されています。
体の免疫力が低下することも花粉症にかかりやすくなる原因なのです。

花粉症にかからないようにするには、原因となる花粉を吸わないようにすることが一番です。
しかし、花粉を吸わないように対策をとっている多くは既に花粉症を発症している人で、発症していない人で対策をとっている人は少ないとされています。
誰でも花粉症にかかる可能性はあるので、症状が出る前から対策をとる必要があるのです。
花粉の飛散量に関わらず、マスクや空気清浄機を使用したり、外から帰ってきたら家の中に花粉を入れないように服をはらったりということで予防や重症化を防ぐことができます。